パール Pearl
駐留地：風の城・ランスロット
王の騎士・狩騎士。
まだ幼い少女だった頃から王の騎士として抜擢された、剣術と弓術の天才。厳格だが優しさを失わず、とても頼りになる新米騎士たちの憧れの先輩。
独特の気品は、その出生と関係があるらしい。
シヴァ Shiva
駐留地：風の城・ランスロット
王の騎士・吟遊騎士。
芸術家のオーラを放ち、冗談が好きで常識に捉われない、騎士団では数少ない一匹狼の騎士。
少年の頃から注目の的だったらしく、今もモテモテである。
かつてある女性と婚約したこともあったが、結局は一方的にフラれてしまった。
彼が情報収集と称して酒場に入り浸るのは、喧騒に紛れてウサ晴らしをするためである。
ガウェイン Gawain
駐留地：王都
王の騎士・聖騎士。
厳粛にして実直な、王に仕える近衛兵長。
卓越した盾の防御術はキャメロット随一とされ“不動要塞”の異名を持つ。
幼いころにペイラ王によって抜擢され、王に絶対の忠誠を誓った。
ペイラ王に協力して実務処理や護衛をこなすが、現在は女王の国事に対する決断を理解できず、懸念を抱いている。
ベディヴィア Bedivere
駐留地：森の城・エデン
王の騎士・神護騎士。
豪然たる回復能力を持つヒーラーであり、そのため若くて整った外見を維持している。
寡黙にして冷静沈着で、謎めいた雰囲気が漂わせている彼は、相手の目を見てその記憶を読み取ることができるという。
エデンの大長老と親しい関係にある。かつて大長老はレオンハート城のリンの烏炎刀によって負傷したが、未だ完全に回復することはできず、治療方法を探し続けている。
ゲイネス Ganis
駐留地：森の城・エデン
王の騎士・魔導騎士。
気性が激しく、攻撃タイプの魔法を得意とし、空間移動魔法も身につけており、王の騎士・ライチの保護者でもある。
魔法の危険性を知り尽くしているため、キャメロットの重力バリアはおろか、封じられた古代技術でさえも、人間がコントロールするには危険すぎると考えてる。
ゆえにキャメロットの内海にあるアヴァロン神殿に、各都市が探索隊を派遣することには大反対している。
ライチ Raici
駐留地：森の城・エデン
王の騎士・霊幻騎士。
無邪気で天真爛漫な性格の彼女は、霊に対する感受性が極めて高く、霊界に出入りし、死者と交流して古の知恵を持ち帰ることができると言う、珍しい能力を持っている。
しかし、この特殊能力の代償は高く、若くして残された時間は少ない。
コーリン Collin
駐留地：砂の城・ジル
王の騎士・影騎士。
情熱的で好奇心旺盛、機械の発明にも夢中な彼女の最大の願いは、亡き父親の遺志を継ぎ、第2次アヴァロン探索に出ることだった。
父親は最初にアヴァロン神殿に入った探険家だったが、その地で命を落としたためである。
つきまとう男たちがいるようだが眼中無し。どうも腐女子らしい。
カールトン Carlton
駐留地：砂の城・ジル
王の騎士・守護騎士。
豪快な熱血漢で、頭に血が上りやすい、ストレートな性格の行動派。
王の騎士のカイとはライバル関係で、2人ともコーリンに心を寄せている。
アヴァロン神殿の探検には賛成だが、その目的はコーリンと異なり、外界の重力による“辺境の限界”を解除し、キャメロットの以外の世界を開拓したいと考えている。
カイ Kai
駐留地：砂の城・ジル
王の騎士・格闘騎士。
普段はクールで、静かな場所を好むが、戦闘や拳法のことになると熱く語り出す情熱家。
もう1人の王の騎士・カールトンと同様に王の騎士・コーリンに心を寄せており、コーリンのことを想って妄想にふけたり、コーリンのささいな行動を都合よく解釈してしまうくせがある。
最大の悩みは亡き父の奥義「無想崩竜波」を会得できないことである。
ジェラント Geraint
駐留地：火の城・レオンハート城
かつては王の騎士・闇騎士だった。魔槍を駆使し、魔法を操るだけでなく体術にも優れている。
レオンハート城を拠点としているレオンハート城主・リンとその統治理念に心酔し、王都を捨て、リンに身を寄せて参謀となった。
もとは畏敬の念をこめて死者の力を操っていたが、今では手段を選ばず、生きた人間をも生け贄にして力を得ている。
もはや王の騎士の誓いを破り、裏切り者に成り果てた。